えいごのべんきょう中 (たぶん)

英語多読・多聴・多視聴で攻略した作品の覚書

Supernatural: Carved in Flesh

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Supernatural - Carved in Flesh (English Edition)

Supernatural - Carved in Flesh (English Edition)

 

 S7 Ep12 "Time after time"とS7 Ep13 "The Slice Girl"の間のお話。

 

 

 ボビー喪失のショックとディック・ローマンへの復讐心に燃えているディーンにとってリヴァイアサンを倒すためと関係ないハンティングは無駄なこととしか思えずにいる。サムはそんなディーンの気持ちを理解しつつも、田舎の静かな街で犬に人々がたびたび襲われているという事件を調べにいこうと持ちかける。当初はヘルハウンドの仕業かと思いきや、いざ倒してみると何者かが遺体を繋ぎ合わせつくったとしか思えないフランケンシュタインモドキ。古い神のかかわりを感じたサムはもしかしたらリヴァイアサンを倒すてがかりがみつかるかもとディーンを説得し、街にとどまりさらに調査を続ける。しかし、サムはフランケンシュタインもどき犬を倒すときに足を噛まれており、見た目が軽傷だったため、死をもたらす傷だとはまだ気がついていなかった。

 

 ディーンはボビーに死なれたショックとリヴァイアサンを倒す方法が見つからない焦燥とサムが相変わらずルシファーの幻覚をみていることにクタクタになりつつ、弟を守ることはおれの義務となんとか踏ん張っている感じ。

 

 メインストーリーの合間にディーンとサムの過去で、ジョンが留守の間に預けられた同業者の家で出会った少女トリッシュを巡ったディーンとサムのはじめての父親抜きで経験したハンティングが語られる。

 なんども父親のハンティングについていって色々経験していると見栄をはってしまったディーン。しかし、そのことでトリッシュは二人をライフルマンという幽霊が人を殺しているという伝説のある古い屋敷に一緒にいって退治しようと誘い、結果トリッシュが死んでしまうことになる。

 この時点でディーンの自分を責めまくる人生ははじめまっていたというのが切ない。  さらにトリッシュの父親が死んだトリッシュを蘇らせ、そのトリッシュが人肉を食らう恐ろしいモンスターであることを知ったディーンは、サムを守るためにもトリッシュを殺し、サムもディーンを守るためにトリッシュの父親を殺す。この兄弟はもう....。

 せめてジョン・パパかボビーと連絡がとれる環境だったらよかったのに。

 

 今回、本編でこの誰にも助けを求められない状況に再びディーンは陥ったことになる。

 サムがじわじわと死にかけているのに、それを救う方法を見つけるには自分たちで見つけるしかない。尋ねることのできるボビーもキャスももういないからだ。

 この二人に頼れないというのがどれほど心細いことなのか思い知る感じ。

 でもウィンチェスター兄弟二人でお互い捨て身になって挑んだところでなんとか道は開けていく。

 

 なかなか面白そうな要素はそろっていたのに最後の最後まで波に乗り切れなかったのは、余分な説明が多すぎたせいだろうか...。書かなくてもわかる心理状態や状況をくどいまでにいちいち繰り返していたわりに肝心要のところの心情は掘り下げなくてもどかしいというか、ありていにいえばつまらなかった...。

 匂いの描写もくどくて読みながらちょっと辛かった。

 もう臭いのはよくわかったからっていう...。