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Supernatural- Coyote’s KISS

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Coyote's Kiss (Supernatural Book 8) (English Edition)

Coyote's Kiss (Supernatural Book 8) (English Edition)

 

 シーズン6 エピソード 10 "Caged Heat"とエピソード11"Appointment in Samarra "の間の物語。

 

 

メキシコから密入国をしようとしたグループと取り締まりに向かった警官を含め15人が惨殺された事件に尋常ならぬものを感じたサムはディーンにハンティングに向かうことを提案する。魂のないサムと戦えるか一抹の不安を覚えつつも、いい気晴らしになると考えディーンも同意する。目的地に到着し、事件が起こった現場を調べている最中、ディーンは自分たちを見張る何者かの気配を感じる。彼らを見ていたのはアステカ人を祖先とするメキシコ人のゾチという女ハンターで、ゾチはディーンとサムに今回の事件が”ボーダーウォーカー”と呼ばれるモンスターによって起こったものだと説明し、退治するのにお互いが必要であるともちかけてくる。突然現れたゾチに警戒するディーンだったが、サムから自分たちに馴染みのない文化の中の魔物であり、調べるにもスペイン語に精通している者が必要と説得され、渋々ながらしばらく行動を共にすることに同意する。

 

Soullessサミーが「魂なんかいらないもん」と言ったあとのお話ということで、ギスギスした話になるのかと思ったのだけど、これが思いのほか、面白い展開だった。

  アステカ由来のモンスターということで、キャスたちの管轄外。助けを期待できない中、二人は対処しないといけない。そんな中でアステカの神やモンスターに精通している女ハンター、ゾチと二人は出会うのだけれど、彼女はディーンと共通点がいっぱいあって、次第にディーンのいい相棒になっていく感じがよかった。

サムと行動するようになってもリサとベンのことが心にあるディーンは恋愛ゲーム的なことには一切関心を無くしていた感じだったのだけれど、そこが実はボビーとサムが心配していた点で、ディーンとゾチがいい感じになっていくのを二人して大喜びするというのがmディーンの食欲と色欲が健在な限り世界は安泰って感じでおかしかった。

Soullessサミーなため、普段のサムとは違ってデリケートな気遣いがまったくできないため、代わりにディーンが被害者たちのメンタル面を気遣ったりしないといけないというのも面白く。今回の事件の鍵となる十代の女の子クロウディアの面倒もディーンが見ないといけなくなり、十代に迫られて困りつつ、しっかりお父さんしているディーンが見られたのも楽しかった。

アステカのモンスターや神様にも懐かれまくりのディーンで、トリックスターの痴話喧嘩を仲裁する羽目になったり、そのあたりの駆け引きもディーンっぽくて面白い。

  意外なことにSoullessサミーとディーンというのがいい組み合わせで、ディーンはサミーが非情に暴走しないように気をつかうやりとりもいい具合のバンターになって楽しかった。

今回の敵が魂を操るモンスターなので、この戦いにおいてサミーは最強なのだけれど、わかっていても心配せずにはいられないのがディーンで、ハラハラしらり、サムの魂なしっぷりに落ち込んだり。でもふとしたはずみに本来のサムっぽい感じというか、ディーンのことはやっぱり気にかけてる風なところが時折ほのかにあって、そこに希望をつなごうとするディーンがいい具合に描かれていたかなと。吸血鬼事件のあとサムのことが信用できなくなって、もう無理だとやさぐれモードになっていたディーンが前向きな力を取り戻す感じがよかった。

 でもこの小説を読んでいて、ディーンの適応力ならSoullessサミーともずっといいコンビでハンターやっていけそうな感じもあったのが面白かった。

もっともディーンにとってサムは小さい頃のままの”サミー”なので、違ってしまった姿を見ているのは耐えられない感じでいるのでやっぱり切なくもあり。 なかなか今回は最後まで読み応えのある一品で満足。

 

📝

Dean: And if you want the truth, I don’t know if I believe in justice anymore. I want to, but...

De La Paz: I understand. Good luck out there, kid. You’re gonna need it. 

 

Sam: It’s not so bad. Not having a soul. I’m doing fine without mine. 

 

Dean: Sammy, you’re not gonna let that happen to me are you? If it comes to that, you’ll take care of it, right?

Sam: Of course. I’ll take care of it.

Dean: You weren’t supposed to answer that so quickly.

Sam: Sorry.

 

Sam: We could ask Cass.

Dean: I’m sure he’s getting a little sick of us tugging on his trenchcoat sleeve every time one of us gets beat up in the playground.

Sam: You got a better idea?

Dean: Hey, listen, Cass. I know you’re real busy right now, what with the chaos in Heaven and all that...”

Castiel: No.

Sam: No what?

Castiel: No I can’t help you. I’m sorry.

Dean: You came all the way down here just say you can’t help? Why bother? Why not just ignore me like usual.

Castiel: I never ignore you, Dean. I never ignore either one of you. Sometimes I’m able to come and sometimes I’m not.

 

Dean: What are you? Captain Frickin’ America all of a sudden?

Sam: Yeah, whatever. We have work to do.

Dean: You know, For a guy with no soul who doesn’t give a damn about anyone, you’re turning out to be quite the hero.

Sam: Just trying to be practical.