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Sharpe's Christmas: Two Short Stories (Richard Sharpe's Adventure Series)

 My Read Time: 5 days

Sharpe's Christmas

Sharpe's Christmas

 

 リチャード・シャープの冒険短編集

 

「Sharpe's  Christmas」

 序盤からクリスマスディナーのために牛さんを仕留めなくてはならないのに、目があってしまってなかなか引き金をひけないシャープ隊長。ハーパーと押し付け合いながら、結局引き金はひけないまま。インド時代に遭遇したことのあるフランス軍のグディン大佐と対峙することに。再会した途端、シャープが握手のために差し出した手を無視して力一杯ハグして両頬にキスしちゃう大佐。その様子をニコニコと嬉しそうに見守るシャープ隊長の部下。そういえば、シャープシリーズは敵からも味方からもとことん愛されまくる隊長さんのお話だったなぁと久しぶりに思い出した。

 「Sharpe's Ransom」

 こちらは戦争も終わり、フランスのノルマンディでルーシーと新しい生活をスタートさせたシャープのお話。イギリス人ということでなかなか村の人たちに受け入れてもえらえないシャープ。そんな時、シャープが狐退治にでかけている間に強盗が入り、ルーシーと息子パトリック、乳母のマリーを人質にとる。3人を救出するため、シャープは村人の中でももっともシャープに反感を持っている元フランス兵のジャクリーンに3人を救出するのを手伝って欲しいと頼む。

  完全アウエィの土地で暮らすシャープ。しかし、持ち前の隊長フェロモンであっという間に、あれほどシャープのことを嫌っていたジャクリーンや村人たちのこころを鷲づかみ。今後はジャクリーンがハーパーのようにシャープのお守りをすることになるんだろうなぁと幸せな未来を予感させつつ。戦争を生き延び、シャープがついに故郷と呼べる場所に腰を落ち着けることができたのがうれいい。